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 私達の豊かさは途上国に暮らす人々のおかげ

 

 初めて信州にやってきたのは2006年、それまでは故郷九州で英会話講師や旅行業に携わったり、ご縁いただいたことを仕事にしてきました

 あるとき旅行のプランを作っていると持続可能な暮らしのデザイン "パーマカルチャーという言葉に出会いました。約25年前、持続可能(サステイナブル)という言葉はまだ浸透していなかった頃でしたが、旅行会社に勤める前のニュージーランドでのワーキングホリデーで出会った家族がそんな暮らしをしていて、何となくその暮らし方に憧れを抱いていた時でもありました退職し再度ワーキングホリデーを利用して発祥の地オーストラリアを訪れ、有機農家、オーガニックの種苗店、パーマカルチャーの講師をされている方々を訪問し1年間ボランティアワーク、と農と自然環境のつながりを意識した暮らしの大切さを学びました。

 

 また旅行会社時代にフィリピンへ視察に訪れた際、子供たちが学校へ通わずに働いている姿を目の当たりにし、深い違和感を覚え、いろいろと調べていくうちに”フェアトレード”という言葉にたどり着きました。私たちが暮らしている日本の生活がとても恵まれた環境であること、私たちの豊かさは途上国に暮らす人々のおかげで成り立っていること、そんなことにも気づかされました。

 

人と自然、人と人との繋がりを

 

 その後、静岡でスパイスカレーのお店、安曇野市のオーガニックレストランで石窯ピザとパン、上田市の天然酵母パン屋ではカフェを担当、10年ほどを経て松本市に開業。メインメニューはフェアトレードスパイスを使ったインド風カレーと石窯で焼くナポリ風のピザ、半年ごとに期間を分けて提供しています。フードマイレージを意識し、できる限り地域で育つもの、国産のもの、オーガニックなものを使っています。また人と自然のつながり、人と人とのつながりを大切にと店内には国内外のフェアトレード商品も扱っています。

 

 2021年11月で丸4年が経ちます。3年目の年に思いもよらなかったパンデミック、飲食店においても厳しい毎日が続いていますが、全ての子供たちや女性たちに教育が行き届くようしあわせな循環が広がることを願い、お店を続けていけたらと思っています。

 

 

信州スタートアップフェス 冊子.jpg

Shinshu Start Up Creaters Book 2021 に掲載いただいた内容を転記いたしました。

信州スタートアップフェスタ